履歴 / 2020年10月 6日
SUZUKI

アルトワークス




水洗い・ピッチレスコート・窓ガラスコート・P8コート・P113






バケツ一杯の水洗い


バケツ一杯の水でカーシャンプー
は一切使用せずに洗車をていきます


シャンプーを使用すると十分洗い流したつもりでも、
どこかしらに必ずすすぎ残しがあります

それらが塗装面に悪さをし、クスミの原因になります

また、出来れば水を掛けたくないところ、
モールの裏側やパネルの隙間などに
まで水がまわってしまったり

今の時期でも全体に水を掛けると
意外と早く乾いてしまってシミの原因となります

バケツ一杯の洗車術
エッと思われるでしょうが、
ボディに一番優しい洗い方です




ご覧の様なごく普通の綿タオルです
それを2枚用意します

バケツに入っている水の量は4リットル程です


1枚は固く絞り、手のひらサイズに
折畳みます

水滴の拭取り用です


もう1枚は軽く絞ります
気温等により調整はしますが、
目安としては、水は含んでいても
ポタポタと垂れない程度です


水洗いを始めます
この時、無理に汚れを落とそうとせず、
軽い力、極端に言えば手は添えているだけ
といった感じです


軽く撫でただけの状態です
ピッチレスコートの保護膜が
形成されていれば、これだけで
ほとんど汚れが取れています


拡大してみるとこのような感じです
残った水滴に汚れが取り込まれて
いる状態です


水分が蒸発しないように屋根だけとか
ボンネットだけといった、部分洗い
をお勧めいたします


水洗い同様に拭き上げも力は入れず、
ゆっくりとタオルを滑らすだけです
極端ですが、ご覧のようにタオルの
重みだけです


側面も同様です
手はあくまで添えているだけ

それと低い位置は目線を落としましょう
拭き残しの確認と、軽いストレッチも
兼ねています







ピッチレスコート


このアルトワークス、
定期的にお手入れをしています

ピッチレスコートの保護膜はバッチリですので、
ライト仕上げ (薄塗り)で施工していきます




容器を良く振ってフタを開け、
スポンジを当てたまま一振りします


このようにスポンジにピッチレスコート
が付着します
ライト仕上げではこのくらいの量で
フロント部分くらいは十分です


ヘッドライトのレンズにゴシゴシと
擦りつけ、スポンジ全体に
ピッチレスコートを伸ばします
スポンジのウオーミングアップです


軽くスポンジで撫でていきます
均一に塗り込めるように
スポンジを縦や横、円と滑らせてください

ムラ無く仕上げるコツ、縦横円ですよ


このようなステップ部にも
一塗りしておきましょう

一塗りとは言ってもスポンジに
染みている量でサッと一撫で
するだけで十分です


塗り込みが終わったらタオルでサッと
拭き上げます

気持ちの良いツルツル感に
変わっていますよ

もしタオルに引っかかるような
箇所があれば、そこだけ塗り込みが甘い
ということになります


外装だけではありません、このような空調パネルやドアハンドル、ドアの取っ手にも一塗りしてみてください
勿論車種により素材が違いますので一概にはいえませんが、光沢物のツルツルした素材であれば大丈夫です

こういった手でよく触れる個所まで行うと、皮脂や指紋もスッキリ取れて、しかもツルツルスベスベに

病みつきになりますよ







ガラスコート


油膜がギラギラして、特に雨の日の夜間運転
で危ない思いしていませんか?

ガラスコートを塗っておけば視界がスッキリ
雨の日だって気分よく運転出来ますよ!

少量をスポンジに付け、薄く塗り伸ばす

少し待つと汚れや油膜が吸収されて、
白く粉状に乾いてきます

タオルを2枚用意して1枚で粗拭き
もう1枚で仕上げ拭きをします

これで驚くほどの透明感




まずは容器を良く振って、
沈殿物をかくはんしましょう


1センチメートルくらいを目安に
窓ガラスコートをスポンジに付けましょう


まんべんなくガラスコートが行き渡るように
スポンジを縦方向や横方向、
さらには円を描くようにしてください

縦横円ですよ

グルっと1周、全窓に塗り込んで元の位置に戻るころには、窓ガラスコートが白く乾きます
写真ですと分かりにくいかもしれませんが、左の写真はステッカーの左側、右の写真は
空調吹き出し口に重なっている辺りが見えやすいかと思います


まずは軍手をしましょう
肌に悪いという訳ではなくタオルが
扱いやすいようにです
特にご覧のようなイボ付きがお勧めです


拭き上げにはタオルを2枚用意してください
1枚は荒拭き、もう1枚は仕上げ拭き用です


荒拭きは大雑把で結構です
白く乾いて粉っぽくなった窓ガラスコート
が取れれば十分です


次に仕上げ拭きですが、こちらは
拭き残しが無いよう、よく確認しながら
じっくりと拭き上げて下さい






P8コート


P8コートはご覧の様なタイヤをはじめ、
黒色パーツを本来の黒色にします

ゴム類・樹脂類・金属類など、黒色であれば
使用可能です

施工はとっても簡単、サッと吹き付け、
サッと塗り伸ばすだけ

それだけで劣化防止やひび割れ防止
の為の保護膜を形成します



何回も使って黒く汚れたタオル
一見そんな汚れたものを使うの?
と思われるでしょうが、このP8コートが
しみ込んだタオルが良い仕事をするのです


これまた力を入れずに軽くササっと
埃をはらう感じで定期的なお手入れで
P8コートの保護膜が出来上がって
いると、楽しいくらい簡単に
ブレーキダストが取り除けます


このような赤いキャリパーなどは
キレイにしておくととても
見栄えがいいですよ
P8コートで湿ったハケで
ササッとするだけ


続いて指の入らない狭い個所は竹串を使いましょう
写真のように、竹串にP8コートが染み込んでいるタオルを巻きつけて、ナット部であればクルリンと回すだけ
ここって意外と手掛けてない方が多いです
こういった細かい個所がキレイだとキャリパー同様、本当に見栄えが良いですよ!


P8コートをタイヤに適量吹き付けます


次にスポンジで軽く塗り伸ばします
ここでも軽い力で撫でるようにして
色を整えます


タイヤへ吹き付けの際、ホイールに
飛び散ったP8コートを軽く塗り伸ばします
これをすることにより、ホイールにP8の
保護膜が補充されます
次回の作業が楽になりますよ!







P113


P113は主に内装などの汚れ落しにご使用ください
ダッシュボードをはじめシートなど、
あらゆる箇所のお手入れが出来ます

施工はとっても簡単、サッと吹き付け、
タオルで擦るだけ

ウインドウ等飛び散りたくない箇所もありますので
直接吹き付け・タオルに拭き付けと
上手く使い分けて下さい

ただ速乾性ですので、汚れ落しと仕上げ拭きは
手短にしてください




ダッシュボードやステアリング周り、運転手さんも同乗者の方も必ずと言っていいほど目につきます
またボディは綺麗でも、いざドアを開けたらステップが汚れまくっていて、これまたガッカリなんてことも

汚れてていると、せっかくのドライブデートも気分半減、隅々までお手入れしましょうね







まとめ

定期的にお手入れをご依頼いただいているオーナー様ですので状態が非常に良く、
ハッキリいってたいして汚れが無く、今一ビフォーアフターの差があまりありません
違いが分かりやすい個所をアップしてみました



以下は全体的な仕上がりです


いかがでしょうか?
こちらのオーナー様、納車から1年8ヵ月経過し、約月1でご依頼いただきますが、
新車時と変わらない状態を維持しております

巷では「3年・5年持続」といったガラスコーティングが流行って? おりますが、
高いお金を出したんだからもう安心と、かなり空いたスパンで水洗いのみをされている方が多いようです
しかし、良質なケミカル剤での定期的なメンテナンスをしなければ、良い状態の維持は出来ませんよ!

では定期的とはどのくらいでしょうか?
使用状況や保管状態によって一概には言えませんが、最低でも月1回、出来れば2回をお薦めいたします

涌井美装で使用しているケミカル剤は塗装に対して非常に安全で、コツが分かれば本当に楽に施工出来ます
ご依頼頂かないまでもご自身で使用してみたいという方には、販売も行っておりますので


皆様も是非、 バケツ一杯の洗車 と ピッチレスコート をお試しください




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