履歴 / 2021年 5月30日
DAIHATSU

ムーブ




水洗い・ピッチレスコート・窓ガラスコート・P8コート・P113


バケツ一杯の水洗い

古いので一時は廃車も考えたそうですが、
貴重なマニュアルトランスミッション車なので
綺麗にしてまだまだ乗ろうと思い、
ご依頼いただきました

ルーフとボンネットの状態はあまり良く
ありませんでしたが、それ以外は大丈夫です

4種類のクリーティングコートで
どこまで好転出来るでしょうか?

いつも通りに、バケツ一杯の洗車からスタートです

ポタポタと水が垂れない程度に
軽く絞ったタオルで、軽い力で
撫でるように洗います

ゴシゴシと力を入れてはいけません

仮に落ちない汚れがあっても
無理な力を入れてに落とそうと
しないでください

落ちない汚れは、ピッチレスコート
で落とします
カーシャンプーは一切使いません
真水のみです

汚れが固着していなければ
ほとんどの汚れは落とせます

もう一枚の固く絞ったタオルで
水滴を取っていきます
水洗い同様に軽い力で

拭き上げるというより、タオルに水を
吸わせるといった感じです


高い位置は立ったまま、低い位置はしゃがみこんで、
施工箇所の近くに目線を置きます

汚れ具合やタオルの滑り具合、タオルから手に伝わる感触や摩擦の
音などを確認し、どのような仕上げ方で進めていくのかも、同時に考えます





ピッチレスコート

市販のワックスにありがちな
「○○色用」や「メタリック車用」などありますが、
ピッチレスコートは塗装の種類を問わず、
ご使用いただけます

ノーコンパウンドなのに 「あらっ不思議」
ご覧のような仕上りです

写真ではお伝えが難しいですが、
定期的にご使用いただければ
素晴らしいコンディションが
維持出来ますよ


使用前には容器をよく振り、
内容物をかくはんしてください

ボトルの口にスポンジを当て一振りします
今回は3点付けで

ヘッドライトでゴシゴシとします

スポンジのウオーミングアップです
このようにスポンジ全体に
ピッチレスコートが行き渡るように
します

軽い力でスポンジを滑らせます

円を描いたり縦や横にも
動かしましょう

縦横円ですよ

塗り込んだら柔らかいタオルで
サッと一拭き

市販のワックスのように
時間を空けてではなく
塗り込んだそばからでOKです

水洗い同様に低い位置は
目線を落としましょう

状態を確認しながら、ムラが出ないように


状態によっては修復不可の場合もありますが、少なくても現状よりは好転するはずです

古いお車でもチャレンジしてみる価値は十分にありますよ


P8コート

P8コートなタイヤなどををはじめ、
黒色パーツを本来の黒色にします

ゴム類・樹脂類・金属類など、黒色であれば
使用可能です

施工はとっても簡単、サッと吹き付け、
サッと塗り伸ばすだけ
それだけで劣化防止やひび割れ防止
の為の保護膜を形成します


P8コートを付属のスポンジに付け
軽い力で撫でていくだけです

ご覧のトップカウル、指から右部分
だけ塗ってみました

黒々と劇的に変化しています

このようなハチの巣状のフロントグリル

直接P8コートを吹き付けて放置、
もしくはハケで塗り伸ばすだけ

ワイパーアームにも塗り込みましょう

施工しているのはリアの樹脂のアーム
ですが、フロントのスチールアーム
にもOKです

汚れ落しにはP113を使いますが、
同時につやも出す場合にはP8コート
で仕上げます

ダッシュボードの右半分
だけ塗り込みました

この場合、窓ガラスには極力P8コートが
付かないようにしてください
(一手間増えてしまいます)

面積が大きくて少々大変ですが
内張りにも塗り込みましょう

手から左半分のみ塗り込みました

艶と黒さがまるで違いますね


塗装面だけではなく黒いパーツが黒いと、全体が締まって見えます
見栄えがまるで変ってきますよ




窓ガラスコート

油膜がギラギラして、特に雨の日の夜間運転
で危ない思いしたことはありませんか?

ガラスコートを塗っておけば視界がスッキリ
雨の日だって気分よく運転出来ますよ!

少量をスポンジに付け、薄く塗り伸ばします

少し待つと汚れや油膜が吸収されて、
白く粉状に乾いてきます

タオルを2枚用意して1枚で粗拭き
もう1枚で仕上げ拭きをします

これで驚くほどの透明感

まずは容器をよく振り、沈殿物を
溶かしましょう

このように底面に固まっていない
状態になるまで、容器を振ります

スポンジに1~2㎝くらい付けて、
塗り込みます

滑りが悪い時には、
何回か付け足してください

出来れば外窓は洗車の度に、
内窓は汚れてきたかな?のタイミングで
結構です

白く乾いたら2枚のタオルで仕上げます

1枚は荒拭き、もう1枚は仕上げ用です
荒拭きはザっと、仕上げ拭きは丁寧に
行ってください

本当に気持ちいいくらいに
スッキリクッキリとなります

特に雨の日や夜間走行してみてください
ビックリされますよ

いかがですかこの透明感? 左の写真は綺麗に雲が映り込んでいます
中央と右の写真、窓が開いているのではなく閉まってますよ  まるでガラスが無いかのようです

ちなみに右の写真のドアバイザーも透明度抜群ですが、こちらはピッチレスコートでの仕上げです



運転していて一番目につくところ、安全運転の為にも是非お使いくだい




P113

P113は主に内装などの汚れ落しにご使用ください
ダッシュボードをはじめシートなど、
あらゆる箇所のお手入れが出来ます

施工はとっても簡単、サッと吹き付け、
タオルで擦るだけ

ウインドウ等飛び散りたくない箇所もありますので
直接吹き付け・タオルに拭き付けと
上手く使い分けて下さい

ただ速乾性ですので、汚れ落しと仕上げ拭きは
手短にしてください


内装品の汚れ落しに

エンブレムの隙間に汚れがかなりあります
写真に写っていませんが、右上から
P113を直接吹き付けています

歯ブラシで汚れをかき出すように
優しくブラッシングします
後はタオルで拭取るだけです




仕上り ビフォー(写真上) アフター(写真下)

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だいぶ年式が古く、もう売却しようかと考えていたそうですが、今となってはMT車も新車では中々メーカー設定がありませんね

そんな時に涌井美装をお知りになり、綺麗になるのであればもう少し長く乗っていたいとのことで、ご依頼いただきました

古いからと言って諦めないでください

塗装そのものが痛んでいる場合は無理ですが、線キズやクスミは好転しますよ

皆様も是非、クリーティングコートでお手入れをされてみてください






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