ショールーム内で納車前のクリーティング(クリーニング+コーティングの造語です)を行っております ここで第一の疑問を持たれる方もおられると思います ・ ショールーム内でどうやって洗車するの? ・ 水をかけたら水浸しになるでしょ? しかし涌井美装が行うお手入れは 「バケツ一杯洗車術」 つまりバケツに入れた3~4リットルの水だけで行います 因みに、カーシャンプーの類は一切使用しません シャンプー成分が塗装に良くないからです、あくまで水のみです 汚れの混ざった水滴が浮きますので、もう一枚の固く絞ったタオルで水滴を吸わせます ここで第二の疑問が浮かび上がります ・ 水をタップリかけないとキズだらけになるでしょ? ・ そんな少ない水で? 話にならん しかし、クリーティングで、ピッチレスコートの保護膜が形成されていれば、決して力を入れずに 優しく撫でるように水洗いを行えば、キズが入ることなく仕上げが可能です
水洗いが終わったらP8コートで黒色素材の部分を仕上げていきましょう P8コートはゴムやスチール、樹脂など、黒いパーツにご使用いただけます タイヤをはじめグリルやダクト、ダッシュボード、何とホロまでお手入れ可能なスグレモノです このようなオープンカーのお手入れはどうすれば?とお悩みの方も結構いらっしゃいます 放水しないので通常の車体も勿論ですが、出来れば水を掛けたくない旧車や スーパーカー、オープンカーなんでもこいの洗車方法ですよ! あまり頻繁にご紹介出来る機会もないので、ホロのお手入れについて詳しくお伝え致します まずはホロを写真のようなブラシ等、柔らかめの素材のもので軽くポンポンと叩いてください 埃は砂などが表面にい浮き出てきます あらかた出てきましたらエアーブロー等、風量で飛ばします 水洗いの前にこの作業は行ってくださいね その後水洗いが済みましたらP8コートを吹き付けますが、極力塗装面やガラス面に付かないよう、養生をしてください 吹き付けは均等に行うのが理想ですが、多少ダマになっても構いません 次に広めの面積のブラシで軽くサッサッと伸ばす様な感じで、ブラッシングします ホロの縫い目は念入りにしみ込ませるようにします こうすることによって、糸も強さが増しますよ P8コートが浸透して落ち着くまでは 「まだら模様」 っぽくなっていますが、車体を一通り 終えるころには黒々としっとり落ち着いてきますよ ホロのオープンカーオーナーの方、是非、チャレンジされてみてください
P8コートが終わったらピッチレスコートで仕上げていきます 4種類のクリーティングコート全て共通ですが、使用前には良く振ってください ボトルの口にスポンジを当て、そのまま容器を一振りします 付着したピッチレスコートをスポンジ全体に行き渡らせる為、ヘッドライトなどでゴシゴシと擦ります 軽い力でスポンジで撫でていきます この時に円を描いたり縦や横に滑らせ、施工面に均等に塗り込めるようにしてください 「縦横円」 ですよ 塗り込み後、タオルで軽く撫でて余剰膜を取り、滑りを確認して下さい タオルが引っかかるような箇所があれば、そこは塗り込みが均等ではないということになります
油膜がギラギラして、特に雨の日の夜間運転で危ない思いしたことはありませんか? ガラスコートを塗っておけば視界がスッキリ雨の日だって気分よく運転出来ますよ! 少量をスポンジに付け、薄く塗り伸ばします 車体を1周して元の位置に戻る頃には、汚れや油膜が吸収されて、白く粉状に乾いてきます タオルを2枚用意して1枚で粗拭きもう1枚で仕上げ拭きをします これで驚くほどの透明感になりますよ!
P113は内外装の汚れ落しや簡易清掃が主すが、ご覧のようなエンジンルームにも使用出来ます 特にフェラーリのようなお車は、シリンダーヘッドカバーも見せ物のの一つです 外装同様に、キレイにしておきたいところですね まずはP113を吹き付けます 難しいですが柔らかすぎず固すぎずのブラシでブラッシングします 油汚れの程度にもよりますし、1回で落とせるとは限りませんが、やってみる価値はあります こちらのスパイダーは元がかなりキレイでしたので極端な違いではありませんが、 左下の写真の右側のみ仕上げてみました 赤がより赤になっているのが、お分かりいただけると思います
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